ライフル射撃(センター・ファイア・ピストル種目)
ライフル射撃センター・ファイア・ピストルは、弾丸の雷管中央部を強打した起爆させる中心打(センター・ファイア)から名付けられたものです。 また、ピストル(短銃)も銃身の中にらせん状の溝(ライフル)があることによって弾丸を回転させて遠くの目標を正確に命中させることができることからライフル射撃として行われます。 競技では、長さ15.3cm以下、重さ1.4kg以下の単発弾の火薬銃を使用します。 口径は7.62〜9.65mmで弾丸は、ちょうど大人の小指の爪程度です。 標的は中心が10点で、外側に向けて9点、8点と同心円で得点圏が分けられており、弾丸の当たった所により得点が決まります。 標的の弾痕を正確に審査採点するため標的(正的)から離した副的を後に並べます。 射撃競技は、集中力を高め、平常心をいかに保つかが勝敗のカギとなりますが、あまり動きのない中での選手の微妙な内面的な変化も見方のひとつです。 |